プログラミングできるようになりたいのに、「まったく意味不明で難しい!」なんて思っていませんか。
プログラミングを勉強すると言っても、その先に広がる世界が広すぎるのです。
ということで、こちらのページでは、はじめてのプログラミング学習ではどのようにアプローチしていったらいいのか、わかりやすくアドバイスします。
この記事では
- プログラミングは難しいのかカンタンなのか
- プログラミング言語の難易度
- プログラミングをカンタンにマスターするコツ
といったことを紹介していきます。
これらの内容は、初心者のあなたがどこからプログラミングの勉強を始めるべきか、しっかりとした目標を持って決めることができるように作成しました。
悩んでいる方は最後までじっくりと読んで、どの言語からスタートするか、まずはそこを確実に決めて前に進んでいきましょう。
プログラミングは難しいのかカンタンなのか
結論から言えば、プログラミングはカンタンにマスターできるものではありません。
現にあなたも「難しい」というイメージがあったり、実際に少しだけやってみて「難しい」と感じたのではないでしょうか。
すでにはっきりとした目標があり、プログラミングスクールなどで学ぶと決めたのであればそこに集中して進むだけなのですが、独学となるとそうはいきませんよね。
プログラミングを難解と感じる10のあるある
プログラミングが「難しい」という人にとっては、
- 難解そうというイメージ
- 英語や記号だらけ
- 仕組みが複雑そう
- 世界が広すぎる
- プログラミング言語っていくつあるの?
- 目標もゴールもわからない
- 全体的に何をしているのか把握できない
- コードの意味がいちいちわからない
- プログラム実行に移せない
- すぐエラーになる
こんな10個のあるあるに共感してしまうのではないでしょうか。
ですが例えば、英語もそうですが、最初はアルファベットさえ書けなかったはずです。
それでも今、英会話は難しいとしても、簡単な英語なら、なんとなくわかりますよね。
プログラミングも同じです。
最初はコードや記号の意味がまったくわからなくても、しっかりと目標を見極めたうえで、コツコツと積み上げていけば、難しかったはずのものも少しずつ理解できるようになります。
プログラミングがカンタンではない理由
冒頭で、プログラミングをマスターするのは簡単ではないとお伝えしましたが、その理由を見ていきましょう。
事前にこうした挫折しやすいポイント把握しておけば、「うわ~、やっぱり大変!」などと弱音を吐くこともないでしょう。
プログラミングの勉強時間
独学でプログラミング未経験から仕事で通用するレベルまでにマスターするには、1000時間もの時間を要すると言われています。
1000時間というと、1日3時間の勉強なら333日、ほぼ1年かかることになりますね。
1000時間なんて聞いてしまうと、思わず尻込みしてしまいますよね。たしかにプログラミングはカンタンではありません。
もちろんこれは独学で勉強した場合なので、スクールを利用したりメンターに教えてもらう場合は時間が短縮できることでしょう。
独学のモチベーション
プログラミングを独学で学ぶとなると、モチベーションを保つのが難しいですよね。
自分ひとりでサクサクと勉強を進めて理解していければいいのですが、プログラミングではちょっとしたことでエラーを頻発したり、コードの使い方がわからなかったり、挫折ポイントというのが多数存在します。
つまずいても、都度調べて修正していくことがスキルアップに繋がるのですが、そうとわかっていてもエラーを繰り返すと自分には向いていないなどと挫折してしまいがちです。
困ったときにすぐ聞ける環境は、ほとんどの方にないでしょう。これもプログラミングがカンタンではない理由のひとつです。
心の持ち方次第で苦手意識は回避できる!
プログラミングは大変そう、難しそうといったイメージは一旦忘れましょう。
まずはあなたの学びたい言語を見つけて、レベルに合わせてひとつひとつ進むことです。
英語でいうところのアルファベットを覚えるところから少しずつステップアップしていけばいいのです。
学びたい言語を決めたら、その全体像を把握して、マスターすればどういったことができるようになるのかを理解して、学習を進めていきましょう。
ひとつひとつ「◯◯が出来るようになる!」といった目標を掲げて、クリアしたらまた次の目標に進むだけ。
一気にプログラミングの全世界をマスターするなんて誰にもできることではありません。
最初の一歩で躓くことのないように、地道な努力を重ねていきましょう。
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プログラミングも言語によって難易度が違う
プログラミングを学ぼう!と思ったときに、まずどの言語から手を付けるべきか、これが最初に躓くポイントでもありますよね。
言語によって難易度が異なりますので、まずはこの違いから見ていきましょう。
比較的難易度の低いプログラミング言語
難易度が低めのプログラミング言語としては
- Ruby
- PHP
- JavaScript
が挙げられます。
やや難しいプログラミング言語
難易度中レベルのプログラミング言語としては、
- Python
- Kotlin
- Swift
- Go
といった言語があります。
難易度が非常に高いプログラミング言語
難易度が高いのは、
- C++
- C言語
- C#
- Java
などです。
初心者が独学で進めるのであれば、こうした難易度を知っておくことも大事ですね。
初心者におすすめしない言語とおすすめの言語
初心者におすすめしないプログラミング言語
初心者におすすめしないのは、やはり難易度の非常に高い
- C++
- C言語
- C#
- Java
といったプログラミング言語です。
将来的にここを目指すにしても、最初は難易度の低いものから始めて、まずはプログラミングに慣れることからスタートするのがおすすめです。
初心者におすすめのプログラミング言語
初心者がはじめてプログラミングに触れるには、
- Ruby
- PHP
といった言語がおすすめです。
初心者におすすめのプログラミング言語【Ruby】
Rubyというのは、まつもとゆきひろ氏が作った言語。はじめてでも取り組みやすく人気の高いプログラミング言語で、Web開発でよく使われています。
プログラミング言語というのは、ほとんどが海外由来であり、ネット上で得られるのも英語の情報が多いのに対して、Rubyは日本で作られた言語ということで、少しでも安心感をもって取り組むことができるのではないでしょうか。
初心者におすすめのプログラミング言語【PHP】
PHPは、WordPressやWeb開発などでも良く使われる人気のプログラミング言語です。
初心者にわかりやすいだけでなく、実用性も高いのが特徴。
HTMLと組み合わせることで動的なページを作成することができます。
プログラミングをカンタンにする6つのコツ
プログラミングに対しての苦手意識を克服するためには
- わかりやすい言語をまずはマスター
- 真似してメカニズムを理解する
- 学習システムを活用する
- ググればそこに答えがある
- コードに触れる機会を増やす
- 目的に合った言語を選ぶ
といった6つのコツがあります。
まずは、言語を選び、お手本を真似することから始めていきます。
学習を進めるにあたっては、「Progate」や「Udemy」などのプログラミング学習システムを活用するとモチベーションアップにもつながります。
RubyやPHPであれば、わからないことがあってもネット上にたくさんの情報が溢れています。
あなたに合ったサイトなどをチェックして困ったときのメンターとするのもいいですね。
プログラミングは、とにかく回数をこなして慣れて覚えるのが一番の成長方法です。
コードは使わないでいれば忘れてしまいますが、毎日時間を決めて取り組むことで、自然に身に付いていきます。
なにかしらコードに触れる機会を増やしましょう。
最初にプログラミングで何をしたいのか、目的を決めておくと、取り組みやすくなります。
- WordPressでブログ構築ならPHP、JavaScript
- Webサービスの開発ならRuby、PHP、JavaScript
- アプリ開発ならKotlin、Swift、Java
- AI・機械学習ならPython
といったように、自分が何をしたいのかによって、選ぶべき言語というのがあります。
目的をしっかりと決めることで、具体的な目標ができれば独学での辛さも軽減できるはず。
はじめの一歩を間違えないように、何を作りたいのか、どういったことをしたいのか、まずは目標を決めて進んでいきましょう。