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文系未経験でもOK?5分で分かるネットワークエンジニアの仕事内容

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この記事は約10分で読めます。

どうも、文系未経験からエンジニアに転職したわかやまゆうやです。

 

6月にネットワークエンジニアに転職して2カ月が経ちました。

ネットワークエンジニアって、職業の名前はよく聞くけど実際にどんなことをしているかイメージしにくくないですか?

僕自身も、将来性や待遇のよさ、フリーになれる点などを見て転職を決めたんですが、実際仕事をするまではネットワークをいじる人くらいの認識しか持っていなかったんです。

 

この記事を読んでくださっている方も

「文系未経験なんかでエンジニアができるのか?」

と不安に感じている人も多いかと思います。

 

この問いに単刀直入に答えると、ネットワークエンジニアは文系未経験でもやっていけます!

それを少しでも実感していただくために、今日は僕が未経験からネットワークエンジニアに転職して分かった、実際の仕事内容やその実態について説明していきたいなぁと。

少しでもこれからエンジニアに転職しようとしている人の助けになれば嬉しいです。

 

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そもそもネットワークエンジニアってなんだ?

イメージ画像_インフラエンジニアの仕事

この記事を読んでくださっているということは、以前の僕と同じようにネットワークエンジニアってそもそも何をする職業なのか、具体的によく分かっていない状態だと思います。

なので、まずその部分から。

ネットワークエンジニアは「組織のネットワークの建築家」

ネットワークエンジニアは、文字通りネットワーク環境を構築・設計・運用・保守する職業です。

ネットワーク環境というのは、PCがインターネットにつなげるようになるのもそうだし、会社の拠点間で共用サーバーをつかって情報のやりとりをしたりするのもそう。

お客様の組織にある通信環境を構築するのが、ネットワークエンジニアのお仕事です。

 

そして、ネットワーク環境を整えるための設計を考えたり、環境を作ったあとの整備や変更する運用、ネットワークにトラブルが起こった時に対応する保守の仕事もあります。

 

勤める会社によって、これら全てを任されるところもあれば設計や構築だけといった会社もあるようですが、僕が今御世話になっているところではお客様のネットワーク環境の構築から保守まで一貫して担当しているような状況。

それをチームで分担しているような感じです。

 

要するに、組織のネットワークの建築家のような役割を果たす仕事がネットワークエンジニアというわけです。

 

ネットワークエンジニアの仕事内容

現場によってイレギュラーがあったりもしますが、基本的に次のような流れを繰り返します。

 

ネットワークの設計・変更の依頼が来る

まずはネットワークを何か作りたい、変更したいという依頼がないことにはネットワークエンジニアは動くことができません。

営業の方の力があって、初めてネットワークエンジニアは力を発揮することができるわけです。

 

現状のネットワーク状況把握のため現場調査

依頼が来たら、ネットワークが今どんな状態で設置されているのか、動作しているのかを把握していないと、現状からの改善提案をすることができないので、実際にお客様の元に出向き現場調査を行います。

そして、お客様がどんなネットワークを希望されているのかもしっかり引き出す必要がありますね。

 

当然ですが、お客様のネットワークの規模によって仕事のボリュームも変わってきます。

場合によっては丸一日作業になることも。

東京と大阪、福岡、名古屋など遠隔でネットワークをつなげるケースもあるので、そのときはどちらの拠点の状況も把握しなければなりません。

 

また、ネットワーク機器は室内に置かれていることが多いのですが、密室空間に放置されていることもあって、今のような真夏の時期だとサウナに入って調査をするような状況になります

これは現状調査に関わらず、現場で作業するときには覚悟しておかないといけない点ですね。

 

新しいネットワーク構造を設計する

お客様の叶えたい要望と現状の把握ができたら、社内で新しいネットワークを構築するための設計図を作り上げます。

ここのPCとどこそこのPCがファイルを共有できるように設計したり、一部のPCだけがインターネットに接続できるようにしたり。

ネットワークエンジニアの腕の見せ所ですね。

 

僕は、実はまだこの仕事は経験すらさせてもらっていません。(ちなみに入社して2カ月経ちました)

やはり経験や知識がないとこの部分は難しいということでしょうね。

 

ここの構築次第で、トラブルが起きても管理がしやすいネットワークを作ることができるか、はたまたぐちゃぐちゃにこんがらがったネットワークができるかが決まってしまうので、ネットワークエンジニアの仕事の核となる部分。

 

見積もりを作成する

大抵の会社は、この部分は営業の方がされている部分だと思います。

ネットワークエンジニアが作った設計書をもとに、必要な機器や取付費用を計算して見積もりを作成します。

そのあとは契約交渉。

 

受注できたら、ネットワーク機器に設定を入れていく

無事案件が受注!となったら、ネットワーク機器を仕入して機器に設計書通りの設定を入れて正常に動作するようにしていきます。

ネットワーク機器というのも色々あって、「スイッチ」「ルーター」「アクセスポイント」「ファイアーウォール」などなど。

これらの機器の説明は次回以降に回しますが、その設定をPCを操作しながら入れていくのです。

 

この設定を入れるところが、いわゆる理系っぽい部分になってくるわけです。

試しにどんな画面をいつも出して設定を入れているかお見せしましょう。

 

 

実際はこの画面は、設定を入れているのではなく、設定を確認している画面。

一見難しそうに見えますが、ガチガチの文系の僕から見ても2カ月経った今では普通に内容が理解できるレベルです。

 

コマンドといっても、日本語と英語と数字がほとんどですし、英語に関しても意味がある程度分かるものが多いんです。(showとかtaggとかinterfaceとか)

他のプログラミングを使うアプリ系やWeb系のエンジニアはどうか分かりませんが、ネットワークエンジニアなら文系理系正直言って関係ないですね。

 

現場に搬入、取り付け作業

設定が完了したら、いよいよ実際の現場に行ってPCなどと接続です。

規模によっては自分たちで設置作業をすることもありますが、下請け業者に依頼することも多く、現場監督的な立ち位置で作業を見守ったり指示を出すことが大半ですね。

取付が完了したら、あとは日常の中で不具合なくネットワークが動作するか確認をして、問題がなければ完了となります。

 

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ネットワークトラブルが起きたら対応

しかしいくら注意して設計したネットワークでも、機器の寿命や故障などで突如ネットワークが使えなくなってしまうことがよく起きます。

そのとき、いかに早くネットワークを復旧させられるかがカギとなる

 

というのも、ネットワークが止まるというのは組織においてとんでもなく大問題な話だから。

通信ができなくなったり、ネットにつなげなくなると業務に支障が出ますよね。

なので、ネットワークのトラブル対応となると他の業務をほったらかしにしてでも対応することになります。

こうなると朝とか夜とか正直関係ないのがネットワークエンジニアの辛いところではありますね。

 

いわゆる「運用」と呼ばれる仕事がこの部分になります。

 

メンテナンスのタイミングになったら再度適正の設定に切り替える

長い間ネットワークを使っていると、社内の環境変化や体制の変化、もしくは機械のメンテナンスなどで設定に修正が必要になったり、バージョンアップが求められるタイミングが出てきます。

そうなったときに、要望に応えて適正な対応を行うのが「保守」の仕事。

 

メンテナンスを的確に行うには、現状のネットワーク環境への理解はもちろん、次にお客様が求める環境へ移行するときにどんな影響があるのかを把握し、伝えることが求められます。

ただ、常に任務が発生する内容ではないので、「運用」とセットにして案件として存在することが多い印象ですね。

 

ネットワークエンジニアの待遇

みなさん気になるお金の面。

ネットワークエンジニアは、ぶっちゃけた話かなり恵まれていると思います。

ネットワークエンジニア自体が不足していること、取り扱ってるネットワーク機器がどれも高価なものであることなどから、業界全体が高給になりがち。

 

僕自身も、未経験からネットワークエンジニアの世界に飛び込んでいきなり時給が1500円だと分かった時には「なんでもっと早く行動しなかったんだ!」って後悔しました。

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合わせて読みたい

 

未経験から挑戦できるネットワークエンジニア案件は割と多い

そして文系未経験からネットワークエンジニアになれるのか?ということについて。

結果として僕自身が文系でエンジニアについて何も分からないところからネットワークエンジニアになれたのは、以下のような理由が大きいと思います。

 

  1. ネットワークエンジニアの運用保守は最初のハードルが他のエンジニアより低い
  2. 企業のインフラをIT化する流れが加速しており、ネットワークエンジニアの需要が上がっている
  3. プログラミング言語を使うとは限らないので、理系文系の差が出にくい

 

もちろん文系理系問わず、未経験からネットワークエンジニアになるのにも何も勉強もせず意欲も知識もない状態では採用されないと思います。

そこは何か資格を勉強するなり、スクールに通って知識をつけることを検討してみるといいでしょう。

ただ、しっかり準備したうえで未経験からネットワークエンジニアにチャレンジするのは、全然不可能なことではないと僕は思います。

 

ネットワークエンジニアは将来性とやりがいが最高にある仕事だよ

とまあ、一連の流れや仕事内容について説明してきましたが、この流れを経験してお客様のところで設置が完了した瞬間は何とも言えない開放感や達成感に包まれます。

一つの組織のネットワークの管理を任してもらえるというのは、本当に心臓を預かっているようなもので。

情報社会の今の世の中で、ネットワークは基盤となって動きを支えている縁の下の力持ちです。

 

そしてこれから将来、さらに社会がネットワーク化していく未来がすでに見えているのでこれからの需要や将来性はかなり保証されている分野の仕事。

今のうちにスキルを磨いてフリーになれる力を蓄えておけば、ネットワークエンジニア不足が叫ばれている今ならかなり簡単にスキルアップしていけるのは間違いない。

それでいて時給もいいんだから最高ですね。

 

フリーになるのも、他の業種と比較すればかなり楽にいける分野です。

僕の周りには経験年数2~3年でフリーになったエンジニアがたくさんいるし、僕自身ももう少し経験を積んだらフリーを目指します。

 

文系未経験でも自分の努力次第でやっていけるネットワークエンジニアを、ぜひあなたも目指してみてください。

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