こちらのページでは、
- ITILファンデーションの受験料が安いのはココ
- ITILファンデーションの受験ができるのは
- IT&ストラテジーコンサルティングのオンライン受験について
- ITILファンデーション試験について
といった内容についてご紹介します。
ITILファンデーションの受験料について知りたい!という方は、こちらのページでしっかりチェックして下さい。
ITILファンデーションの受験料が安いのはココ
パッと見た感じ、ITILファンデーションの受験料が安いのは「IT&ストラテジーコンサルティング」で試験を申し込むこと。
IT&ストラテジーコンサルティングでの受験料は35,200円(税込)。
では、他での受験料はどうなっているのか、続いて見ていきましょう。
ITILファンデーションの受験ができるのは
ITILファンデーション試験は、取り扱いは「PeopleCert」という会社によるのですが、試験はPeopleCertと契約している試験センターで行われています。
ITILファンデーション受験のできる試験センターは3つ
ITILファンデーションの試験は、
- IT&ストラテジーコンサルティング
- ピアソンVUE
- プロメトリック
の3つの試験センターで受験することができます。
試験センターによって受験料が違う
受験料については、Peoplecertではなく、試験を実施する試験センターによって独自に設定されており、金額が異なります。
それぞれの料金は以下の通りです。
試験センター | 受験料 |
---|---|
IT&ストラテジーコンサルティング | 35,200円(税込) |
ピアソンVUE | 43,890円(税抜) |
プロメトリック | 43,890円(税抜) |
このような価格差はあるのですが、試験問題も合格で発行される認定証等にも違いはありません。
試験センターごとの試験会場
試験センターによって、試験会場が異なります。
試験会場 | 試験会場 |
---|---|
IT&ストラテジーコンサルティング | 東京試験センター 大阪試験センター オンライン受験 |
ピアソンVUE | 全国の試験センター |
プロメトリック | 全国の試験センター |
IT&ストラテジーコンサルティングの試験会場は、東京と大阪のみですが、オンライン受験も可能です。
ピアソンVUEとプロメトリックでは、試験センターが全国にありますが、オンライン受験には対応していません。
ピアソンVUEの試験センター一覧
プロメトリックの試験センター一覧
IT&ストラテジーコンサルティングのオンライン受験について
受験料が最も安いIT&ストラテジーコンサルティングでの試験は、試験会場が東京と大阪にしかないのですが、オンラインでの受験も可能です。
ただし、オンラインで受験をする際には、必要な機器等もあるので、事前にチェックしておきましょう。
IT&ストラテジーコンサルティングのオンライン受験では
- 試験時間中、本人以外の第三者が入室できない環境
- 外部からの騒音がないこと
- 机の上に持ち込み可のもの以外が置かれていないこと
といった室内環境が必要で、さらに
- PC(Windows・Mac)
- インターネット接続
- マイク・スピーカー(ヘッドフォンやヘッドセット不可)
- PC内蔵カメラまたは外部接続のWebカメラ
といったPC環境が必須なことを把握しておきましょう。
なお、カメラについては、PCを回転させるなどして、試験監督が室内をチェックできるようにしておく必要があります。 ※ IT&ストラテジーコンサルティングのオンライン受験についての受験環境等詳細はこちら
ITILファンデーション試験について
ここで改めて、ITILファンデーション試験とはどんな試験なのか、バージョンや試験概要等について確認しておきましょう。
ITILファンデーションとは
ITILファンデーション試験というのは、「Information Technology Infrastructure Library(インフォメーションテクノロジーインフラストラクチャーライブラリ)」の略です。
ITILというのは、イギリス政府機関が発行した、「ITサービスマジメントでの成功事例=ベストプラクティスをまとめた書籍群」のことを指し、その入門編にあたるのが、ITILファンデーションの資格なわけです。
言うなれば、「ITサービスマネジメントについての知識を証明する世界共通のITIL入門認定資格」とでもいえばいいでしょうか。
ITILファンデーションは一度合格すれば、期限がありません。ただし、10年ほどの期間をおいて新しいバージョンが発表されています。
IT資格は数多くありますが、ITILファンデーションを持っていることでインフラ周りの運用保守知識の信頼性が上がると言えるでしょう。
ITILファンデーションのバージョンについて
では次にITILファンデーション試験のバージョンについて見ていきましょう。
ITILの最新バージョンはITIL4
ITILファンデーションのバージョンは、現在最新が「ITIL4」。(ITIL4は2019年2月のリリースで、ITIL V3まではVの表示がありましたが、ITIL4と表記されています。)
ですが、現在もITIL V3を受験することができます。
通常であれば、バージョンが切り替われば新しい方に移行して、古いものは終了となるのですが、ITILファンデーションのITIL V3とITIL4ではちょっと事情が異なるのです。
最新バージョンがいいとは限らない?
ITIL4のバージョンが最新であれば、そちらを受験した方が良いと考えるところですが、実は、必ずしも新しいバージョンがいいということにはならないのです。
ITIL4は、これまでのITILとは基本概念が大きく異なります。ITIL(V3)とITIL4の違いを理解せずに「新しい方がよい」と短絡的に判断するのは危険です。
と記載されています。
また、どちらを受ければいいのかについては、
- ITIL V3 ⇒ ITサービス従事者に自社のプロセスや使っている共通用語を理解させる
- ITIL4 ⇒ より高品質なITサービスを提供するための品質改善等のノウハウや先進事例を知る
このような目的別で判断すると良いでしょう、といったことも記載されています。
ITIL V3で基本部分をしっかりとマスターして実践できていなければ、ITIL4に取り組むのは難しい内容となっていて、バージョンアップというより、さらに高度な内容となっていると認識して選ぶと良いでしょう。
ITILファンデーションの試験概要
ITILファンデーションの試験は、
問題数 | 40問 |
---|---|
出題形式 | 4択 |
試験時間 | 60分 |
合格点 | 65%以上 |
試験日 | 試験センターにより随時 |
といった内容で行われます。試験はコンピュータを使用したCBT方式で、試験終了時に合否判定まで行われます。
ITILファンデーションを安く受験するならIT&ストラテジーコンサルティングで
ITILファンデーションの試験は、
- IT&ストラテジーコンサルティング
- ピアソンVUE
- プロメトリック
の3つの試験センターで受験することができて、最も受験料が安いのはIT&ストラテジーコンサルティングでの受験で35,200円(税込)です。
IT&ストラテジーコンサルティングは、
- 東京試験センターは中央区日本橋浜町
- 大阪試験センターは大阪市淀川区西中島
の2つの会場の他、オンラインでの受験も可能となっています。
その他全国で受験したい場合には、ピアソンVUEとプロメトリックであれば全国に試験会場があります。こちらでの受験料は43,890円(税抜)。
試験内容はいずれも同じですので、少しでも安く受験したいのであれば、IT&ストラテジーコンサルティングでの受験がおすすめです。