どうも。未経験からエンジニアに挑戦し、現在はフリーランスとして活動しているわかやまゆうやです。
「客先常駐(SES)という働き方ってどんなメリット、デメリットがあるの?」
と不安に思っている人もいらっしゃるかと!
僕もSESという働き方について色々調べてみましたので、今回は客先常駐(SES)のメリット・デメリットについて書いていきますね!
客先常駐は思った以上に奥が深い働き方なので、これからエンジニアを目指す人は是非とも目を通してみてください!
客先常駐(SES)のメリットについて解説!
客先常駐で働くメリットについて解説しますね!
内容は以下の5つ。
①未経験者でも採用されやすい。 ②最先端のテクノロジーに触れられる。 ③スキルが上がりやすい。 ④自社以外の人間と関わる事ができる。 ⑤大きなプロジェクトに参画できる。
詳しく説明していきます!
客先常駐(SES)のメリット①:未経験者でも採用されやすい。
まず、未経験者でも採用されやすいです。
IT業界は圧倒的に人手が足りないので、客先常駐で働いてくれるエンジニアは引く手数多なんですよね!
スキル的に若干不足していたとしても、現場で研修をしてスキル不足を解消してくれる会社もあります。
「勉強しつつ稼ぐ!」が実現しやすい働き方と言えますね!
客先常駐(SES)のメリット②:最先端のテクノロジーに触れられる。
客先常駐で働くと、最先端のテクノロジーに触れやすいです。
客先で仕事をすると言うことは、「セキュリティーに厳しい業務」が多いので。
セキュリティー的に厳しくなければリモートワーク に回せばいいですからね。
それが出来ないと言う事は、
・セキュリティー的に外部での業務が許されない
・機材の調達が困難
・業務の管理を厳密に行う必要がある
など、人を近くに置かなければ出来ない業務ということになります。
Appleが新作のiPhoneを自社の敷地以外で作るでしょうか? 任天堂が新しいゲームをリモートワークで作るでしょうか? テスラ・モーターズが新しい電気自動車を自社の敷地以外で作るでしょうか?
ちょっと極端な例かもですが、どれも情報漏洩したら会社に大打撃が起こりそうな内容ですよね!
最先端のテクノロジーには厳重なセキュリティが必須なのです!
なので、最先端のテクノロジーに触れたければ客先常駐で働くのは最も近道かと!
客先常駐(SES)のメリット③:スキルが上がりやすい。
最先端のテクノロジーに触れやすいことの続きになるかもですが、スキルが上げやすい環境が得やすいです。
周囲の方全員がお客様。
仕事に期限もある。
求められるスキルもある程度理解している。
やらざるを得ない環境ですよね!
プレッシャーが掛かる環境になるので、自ずとスキルは上がっていきます。
プログラミングの能力だけでなく
お客様とのコミュニケーション能力 スケジュール管理能力 理解を得やすい資料の作り方 説得力のあるプレゼン能力
どれもシステム開発する上で非常に大切ですね!
プログラミングの能力だけではなかなか評価されづらいので、これらの能力を掛け合わせて自分の市場価値を高めていきましょう!
客先常駐(SES)のメリット④:自社以外の人間と関わることができる。
自社以外の人間と関われる事も大きなメリットです。
自社では当たり前のことであっても客先では当たり前でなかったり、非常に優秀な人間もいたりするので、仕事をする上で参考になる事も多いですね。
優秀な人間の仕事のやり方を真似したり、たまにアドバイスを頂いたりしながらスキルを上げていく事が出来る機会も多いです。
せっかくスキルを上げやすい環境にいるので、スキルをガンガン上げていきましょう!
スキルを上げて自分の市場価値もあげたら、フリーランスとして働くという手もアリですよ!
客先常駐(SES)のメリット⑤:大きなプロジェクトに参画できる。
客先常駐では、社会に大きなインパクトを与えるような大きなプロジェクトに参画できる機会もあります。
それこそ、世の中の市場に出回るような商品の開発ですね!
有名メーカーの機器を家電量販店で見て、
「あれを作るのに関わったんだぞ!」
と言える機会があるかもしれません。
リモートワークだと個人でできる範囲での業務が多かったりするので、なかなか社会に大きなインパクトを与えるような仕事は回りにくいかと。
(電気自動車とか、普通に考えてリモートワークは難しそうですよね…。)
もちろん、リモートワークも利点はたくさんあるので、自分がどのような働き方をしていきたいかを考えて、自分にあった働き方をしていけば良いかと。
客先常駐(SES)のデメリットについて解説!
次に客先常駐で働くデメリットについて解説しますね!
内容は以下の5つ。
①自社への帰属意識が薄れる。 ②自社の評価内容に納得いかない機会が多い。 ③職場が頻繁に変わりがち。 ④周りが全員お客様。 ⑤業務の裁量が低くなりがち。
詳しく説明していきます!
客先常駐(SES)のデメリット①:自社への帰属意識が薄れる。
まず、自社への帰属意識が薄れます。
自社なんてほぼ行かず、ほとんど客先にいますからね。
自社の上司どころか自社の社員がいないなんて事もあり得ます。
となると、自分の会社の事なんて割とどうでもよくなってくるんですよね(汗)
自社の直属の上司のこと、あまり知らない。
自社のメンバーのことも知らない。
久々に自社に帰ったら知らない人で増えてた。
なんて事も良くあります。
自社に行かなさすぎて、自社に貢献する気が失せてくる。
モチベーションの低下を招く状況に陥りやすいです。
客先常駐(SES)のデメリット②:自社の評価内容に納得がいかない機会が多い。
自社の評価内容に納得いかない機会が出てくることもあります。
現場では良い評価をもらっていても、それが自社にあまり伝わっていなくて自社からの評価があまり良くなかったり、現場で少し失敗したら、自社からは大失敗したかのように伝わっていて評価が下がったりとか…。
「現場にいない人間に何が分かるのか。」
と思うことがあります。
人間なので全ての物事が正確に伝わるとは思いませんが、客先と上司とのやり取りの中で自分の考えや評価とギャップが生まれることが多いです。
このギャップが大きくなると、転職を考えるようになりますね。
今の時代なら、それもアリかもしれません。
客先常駐(SES)のデメリット③:職場が頻繁に変わりがち。
職場が頻繁に変わりがちになります。
会社にいるわけではなくて、プロジェクトに参画している時だけのメンバーになるので、プロジェクトが終了したら、その職場ともお別れというシチュエーションは多いです。
2年続けられたら長い方だと思います。
次の現場でも早く馴染めるような適応力が求められますね。
求められずとも、自然と身につくようにはなりますが。
客先常駐(SES)のデメリット④:周りが全員お客様。
客先常駐をすると、基本周り全員が「お客様」です!
自社のメンバーが自分しかいない場合は、会社のイメージは「自分」になります。
「自分の評判 =会社の評判」となることがあるんですよね!
これはなかなかのプレッシャーです!
成果を出さないと会社の売り上げを落としかねないですからね。
その分スキルを上げやすいという面もありますから、一長一短かと。
客先常駐(SES)のデメリット⑤:業務の裁量権が低くなりがち。
業務の裁量権は低くなりがちになります。
やはり責任は重いけどやり甲斐のある仕事は常駐先の社員さんが担当することが多いですから。
現場の第一線でスキルを磨くのなら向いている働き方と言えますが、
いずれはマネジメント側に回りたいと考えているのなら、働き方を変えていく必要が出てくるかもしれません。
客先常駐(SES)のメリット・デメリットのまとめ
以上、客先常駐(SES)のメリット・デメリットを挙げてみました。
客先常駐(SES)のメリット一覧:
①未経験者でも採用されやすい。 ②最先端のテクノロジーに触れられる。 ③スキルが上がりやすい。 ④自社以外の人間と関わる事ができる。 ⑤大きなプロジェクトに参画できる。
客先常駐(SES)のデメリット一覧:
①自社への帰属意識が薄れる。 ②自社の評価内容に納得いかない機会が多い。 ③職場が頻繁に変わりがち。 ④周りが全員お客様。 ⑤業務の裁量が低くなりがち。
メリットもデメリットも色々ありますが、デメリットに関しては現在の「会社に縛られない働き方をする」と言うトレンドと照らし合わせると、あまりデメリットとも言えないかもです。
「いつまでも会社に頼らず、自分のスキルで高い報酬を得よう!」
と思っている人にとっては、むしろ好都合かも。
どうせ長く会社にいるわけでもないですし!
と言うわけで、SESと言う働き方にサクッと挑戦してみましょう。
未経験からSESに挑戦するなら、僕が最初に利用して、時給1500円の案件を獲得できたパーソルクロステクノロジー
詳しくはこちらの記事に書いているので、ぜひ読んでみてくださいね。