どうも、エンジニアブロガーのゆうやです。
派遣の仕事をしていくうえで、しんどいなぁと思うことはそりゃたくさんあるわけですが、それが度を過ぎたレベルになってきたり、自分の中で我慢できないようなものになると、誰しも「仕事辞めて次に転職してみようかな…」と思うわけです。
もしくはある程度年数が経ってくると、同じ案件にずっと携わるよりも他の案件でに移ったほうがスキルアップや単価アップにつながることも。
正社員で責任ある立場ならすぐに辞めるわけにもいかないけれど、派遣という立場なら契約さえ満了するタイミングならこちらの都合だろうが辞めることが容易い。
でも、転職が派遣は簡単だと言いつつも、転職ばかりしていては時間も取られるし、派遣会社から根性なしですぐ辞めるやつだとレッテルを貼られるのも面倒。
そこで今日は、派遣を続けている僕が経験したエピソードをもとに、辞めるべきタイミングはどのあたりなのかを探っていこうかと思います!
派遣でスキルアップしようと思っているのに、周りの環境が合わなくて苦しんでいる人や次にステップアップするタイミングが分からなくて悩んでいる人に読んでいただけると嬉しいです。
派遣の案件を辞めたいと感じる原因はなんなのか
派遣の案件を辞めたいな、と感じる原因として考えられるのは、おそらく次の3つに分類されます。
①職場の人間関係&労働環境が悪く、モチベーションが上がらない
②ある程度の期間継続して働くことで、次へのステップアップにつなげたいと考えるため
③その業界で働くということの意味を見失い、別の仕事をしたいと考えるため
④想像していた仕事ができなかったから
それぞれのケースにおいて辞めるべきタイミングは違ってくるので、ひとつずつ解説していきますね。
職場の環境が原因で派遣の案件を辞めたいと考えるケース
例えば、就業前には残業がそれほどないと聞いていたのに、いざ仕事が始まると残業の嵐だったとか、休日出勤がものすごい多くてそれが辛い場合。
もしくは職場の上司との相性が悪く、人間的に一緒にやっていくのがきついようなケース。
その場合は、すぐに辞めるという決断をする前に一度担当エージェントに相談してみることをオススメします。
どんな仕事にもある程度の残業や人間関係の問題は必ず付きまとってくるものです。
自分と全く同じ性格をしている人なんていないのだし、お客様相手に仕事をしている以上、仕方のないこともあるでしょう。
ですが聞かされていたレベルを超える労働をさせられるのは御免だし、人間関係がうまくいかないと仕事をしていても楽しくないですよね。
なので一度担当エージェントに事情を説明し、状況が改善されないか様子を見てみるのが得策です。
そのうえで納得できないor改善されないなら契約満了をもって辞めるべきですね。
どうしようもない場合は満了前に辞めてしまうのも手かもしれません。
その案件で無駄な時間を過ごすより、次の満足できる案件で実力を発揮したほうがよっぽど楽ですもん。
ステップアップに繋げるために派遣の案件を辞めるケース
この場合は、自分が今の案件でどれほど学べることがあるのかどうか、そしてその仕事に関わりだしてどれくらいの期間が経っているのかの2点が重要です。
例えば就業して2年経っているけれど、次々新しい分野にチャレンジさせてくれたりして自らのステップアップに繋がっていれば、今いる環境で十分スキルアップできますよね。
ですがそうでなく、慣れた仕事を繰り返しずっとやり続けるような感じならば、次の環境に飛び込んだほうがステップアップになるでしょうね。
また、今任せてもらっている仕事の経験がどれくらいあるのかによっても転職すべきかどうかの判断ができます。
というのも、業界によっては未経験の人と少しでも経験を積んで知識を持っている人では、時給にかなりの差が出る場合があるんです。
僕は未経験で派遣エンジニアをやっていましたが、1年近い経験をもとに案件探しをしたところ、次の案件では時給が600円以上も上がってすごく嬉しい思いをしました。
これは案件探しを実際してみないと何とも言えない部分ではあるので、気になる人は今登録している派遣エージェント以外のところに登録してみて、自分の価値を確かめてみるといいですね!
今やっている派遣の仕事の意味を見失っているケース
派遣としてスキルを身に着けて、将来は〇〇になる!
そう思っていたのに、ふと気づけば「あれ、なんで僕はこんな業界で仕事してるんだろう」なんて思ってしまうこともあるかもしれません。
こんな状態で仕事をしても、派遣先にも迷惑がかかるので事情をエージェントに説明し、契約満了で辞めるのが正しい道ですね。
イメージしていた内容と違って派遣の案件を辞めたいと考えるケース
派遣の案件って、エージェントに紹介していただいたあと、派遣先の方と面談をしてお互いの合意があれば就業となるんですが、仕事体験などできるわけでもないので案件の内容まで深く知ることができないんですよね。
そしてよく起こるのが、イメージと現実との相違。
「思ってたのはこんな仕事じゃなかったのに・・」みたいなケースがこれです。
そんなときは、一度冷静に今自分が取り組んでいる案件について考えてみましょう。
自分が希望していた案件の内容とは違うけれど、将来のスキルアップにつながるような内容ならそのまま続けたらいいし、そうでないならさっさと辞める道を選ぶべきです。
ただ、これに関しても未経験で飛び込んだ仕事の場合、そんな仕事でも経験実績があることで次の案件探しの役に立つことも考えられるので、180度自分のイメージと違う場合でもない限り、しばらくは続けてみたらいいのかな?と!
派遣の案件を辞めるタイミングはケースバイケース
以上のように派遣の案件に見切りをつけて辞めるタイミングは、その人の状況やキャリアによっても変わってくるということでした!
僕自身も未経験で飛び込んだ派遣先の上司とあまりうまくいかなかったり、想像以上の残業や土日出勤にイラつくこともありましたが、正直もっと早く案件に見切りを付けてても良かったのかな?と今では思います。
最終出社日、上司より。
・残業になると明らか嫌なのが表情に出る(終わる目処が提示されないからイラつくのはおかしいのかな?
・お客様第一なのに、プライベートを優先して土日に仕事をしたがらない(仕事>プライベートの時点で終わってる以上二点より、業務意欲が低いと文句言われた。知るか。
— わかやまゆうや (@shaining224) 2018年3月23日
派遣という立場は正社員と違って融通が利きやすく、簡単に辞めることもできますが、だからといって自分に合わないことが起こるたびに辞めていたら、エージェントや派遣先からの信頼も失ってしまいます。
自分にとって譲れない部分が侵されたときはもちろん辞めるべきですが、状況や今後のステップアップを考えて、派遣の案件を辞めるかどうかの判断をしていくようにしましょうね。