どうも、文系未経験からエンジニアに転職したわかやまゆうやです。
「文系未経験だけどエンジニアという職業に興味はある。でもエンジニアって理系の頭のいい人が沢山集まってする仕事でしょ?仕事についていけなくなりそうで不安…。」
と思っている人もいるかと!
分かります。不安ですよね。
でも大丈夫です、僕もそうでしたから!
僕は文系未経験の状態でエンジニアに転職して2年が経ちました。
僕自身、将来性や待遇のよさ、フリーになれる点などを見てエンジニアに転職を決めたんですが、結果として月収55万円の高単価をもらう事に成功しました!
なので、エンジニアは文系未経験でも全然やっていけます!
文系出身のエンジニアは意外と多い!
文系出身のエンジニアは意外と多いです!
2016年度のエンジニアの最終学歴の専攻は以下の通り。(赤が文系)
学部 | 情報系 | 工学系 | 理学系 | その他の理系 | 経済・経営学系 | 文学系 | 社会学系 | 法学系 | その他の文系 | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
割合 | 38.9% | 14.9% | 7.9% | 2.2% | 14.7% | 5.9% | 2.4% | 4.1% | 3.5% | 5.5% |
引用:マイナビAGENT
何と、エンジニア全体の約3割は文系出身のエンジニアなのです!
その中でもプロジェクトリーダーとしてバリバリ前線で仕事をこなしているエンジニアだっていますので、キャリアにおいては文系理系はあまり関係なくなっています。
なぜ文系から未経験エンジニアがオススメなのか?
なぜ文系から未経験エンジニアがオススメなのか?
それは、以下の理由があるからです。
①:文系でも活躍の場が多い。 ②:エンジニアは企画提案力や文書力がとても大事。 ③:プログラミングは難しくない。 ④:コミュニケーションに優れている。 ⑤:エンジニアの需要が伸び続けている。
これらの文系未経験のエンジニアをオススメできる理由について、詳しく説明していきますね!
文系でも未経験エンジニアがオススメできる理由①:文系でも活躍の場が多い。
エンジニア職は、文系でも活躍できる場が多いです。
そもそも、プログラミングはエンジニアの仕事の一部分でしかありません。
そして、重要な工程であるほどプログラミングはしません!
ざっくりと開発工程を挙げると、
要件定義 設計 実装 テスト 保守・運用
これをプログラミングをする・しないで分けると
要件定義:プログラミングしない 設計:プログラミングしない(プログラミングの知識があれば有利) 実装:プログラミングする テスト:不具合があればプログラミングする 保守・運用:メンテナンス時にプログラミングするかも...。
意外とプログラミングしない機会もあるんですよ。
いわゆる上流工程ではプログラミングはしないんですよね。
なので文系の方でも活躍できる場は十分にあります。
数字に強ければ有利ではありますが、エンジニアになるための絶対条件ではありません。
敷居は思ったよりも低いので、そんなに怖がらなくても大丈夫ですよ!
文系でも未経験エンジニアがオススメできる理由②:エンジニアは企画提案力や文書力もとても大事。
プログラミングの技術力はもとより、
お客様の満足度を高めるための企画提案力や、内容が理解しやすい文書を書くための文書力なんかも、エンジニアにとっては重要なスキルとなります。
この辺のスキルは、理系よりも文系の方が優れているのではないかと!
システムなんて、技術力以前に企画力ありきですからね!
世の中でウケているITのサービスも、賞賛されるのはサービスの良さであり、そこに組み込まれている技術的な部分は、言ってしまえば割とどうでも良い扱いかと…。
「まあ、きちんと動いてくれているから良いよ♪」
くらいの扱いですよね。ITに疎い人なら尚更。
世の中に受け入れるサービスを作りたいなら、企画提案力を養うのは避けて通れない道なのです。
あと、文書力も大切ですよ。
設計の段階ではプログラミングよりもドキュメントを作る機会の方がはるかに多いです。
ここで如何に効率よく理解しやすいドキュメントを作るかで、その後の工程の仕事のしやすさが全然変わってきますので、設計は重要な工程ですよ!
わかりにくい表現や理解しにくい内容を書いてしまうと、実装の時に混乱しますからね!
他人に物事をシンプルかつ的確に伝える文書力はとても大事なのです。
ここを鍛えれば、上流工程でプログラミングをせずともエンジニアとして生き残ることも十分に可能!
仕事は一人で進めるものではありませんからね。
チームの一員としてスムーズに仕事を進めるためにも、技術力以外にも必要なスキルはたくさんあるのです。
そしてその中には、文系の方が優れているスキルもたくさんあるのです。
文系でも未経験エンジニアがオススメできる理由③:プログラミングは難しくない。
誤解されがちですが、プログラミングはそんなに難しいものではありません。
しっかり教養をつけた大学生なら全然できるものと断言できます!
実際、文系と理系の差なんて1年目以降どんどん縮んでいきますからね!
2,3年経てばゴリゴリプログラムが組める文系出身者のエンジニアなんてたくさんいますよ!
本当に理系に特化した分野なんて、博士課程レベルの複雑なアルゴリズムの構築や医療や人工知能の根本的な部分など、あまりにも専門性に特化した技術くらいなもんです。
で、このような領域まで来ると理系でも勉強しないといけませんからね。
文系が勉強しまくらないと、ノー勉の理系に追いつけないことはありません。
理系は理系で勉強しないと、あっという間に使えない人間になりますよ。
良くも悪くも実力主義な部分がエンジニアにはあるのです。
文系でも未経験エンジニアがオススメできる理由④:コミュニケーションに優れている。
ちょっと偏見かもですが、文系は理系よりコミュニケーションに優れている方が多い印象がありますね。
そうならば、エンジニアとして有利に立ち回ることが可能ですよ!
エンジニアは客先・上司・チームのメンバーとコミュニケーションを取る機会がどうしても多くなります。
システム開発はたくさんの人が携わった上で円滑に業務を進めることによって初めて成功しますからね!
コミュニケーションがどうしても必要なことが出てきます。
それならば、コミュニケーションが得意な人の方が有利かと!
他人とのやりとりが苦痛ではなく、むしろ好き!
こう言える人は、文系理系関係なくエンジニアとしてはとても強いです。
文系出身の方は、こういう強みからエンジニアとしてやっていくのも大いにアリですよ!
かと言って、コミュ障に活躍の場がないわけではありません。
過去にコミュ障についてまとめた記事もありますので、コミュ障の皆さんはこちらを参考にしてみて下さいね。
色々な働き方が実現できるのも、エンジニアの良い所ですね!
文系でも未経験エンジニアがオススメできる理由⑤:エンジニアの需要が伸び続けている。
エンジニアの需要が伸び続けているので、常に現場は人手不足です。
なので、文系未経験でもやる気があればウェルカムな職場はありますよ。
何かブラック企業の誘い文句のような感じもありますが、本当にあるんですよ!
人が少ないから、未経験の人間でもOJTや研修でスキルを養ってくれる機会を与えてくれます。
「働きながら学び、スキルを上げて給料もアップ!」
という働き方がしやすいのもエンジニアの強みかと。
今後も需要は上り調子なので、世間に通用するスキルさえ身につければ職に困ることは無いでしょう。
スポンサーリンク
文系未経験からエンジニアになると苦戦する部分と対策
文系未経験からエンジニアになるメリットはたくさんあるのですが、現実的には苦戦する部分がどうしても出てきますので、対策についても書いておきますね!
文系未経験からエンジニアになると苦戦する部分①:ITの基礎知識が足りない。
文系未経験の人材がエンジニアになったばかりだと、どうしてもITの基礎知識が足りない部分が出てきますね。
さすがにITの基礎知識を知らなさすぎる人間がエンジニアとして働くのはどうかと、と言う話になってきますので、ここは勉強して知識不足をカバーする必要があります。
対策としては、ITの国家資格に挑戦することをオススメします。
文系未経験のエンジニアがITの基礎知識を養う上でオススメできる国家資格としては、以下のものがあります。
①ITパスポート:難易度低。ちょっと簡単すぎかも...。 ②基本情報技術者:難易度中。特にオススメ! ③応用情報技術者:難易度高。基本情報技術者から上を目指す人向け。
①のITパスポートは難易度が低いので、初学者はこちらを受験してみても良いかもしれません。
ただ、正直問題が簡単すぎるので、余りアピールポイントとしては使えません。
②の基本情報技術者が難易度的には一番適しています。
2〜3年程度経験を積んだエンジニアは、この資格を取る様に会社から言われることが多いです。
会社によっては昇給や出世に関わってくることもありますので、まずはこれに合格すること目指してみましょう。
③の応用情報技術者は、基本情報技術者に合格した人向けの資格になります。
難易度が一気に上がるので、合格するのはなかなか難しいです。
しかしこれに合格すれば結構アピールポイントとして使えますし、会社によっては報奨金が出ます。
文系出身のエンジニアがこの資格を取ったら、一目置かれること間違いなしです!
文系未経験からエンジニアになると苦戦する部分②:プログラミングの知識が足りない。
文系未経験の人材がエンジニアになったばかりだと、プログラミングの知識が足りないところが出てきます。
OJTや研修などで職場で学べる機会もあるのですが、今後仕事をしていく上ではプログラミングの知識は必要になってきます。
プログラミングの知識がないと、実装はもちろんのこと、設計やテストなんかでも業務が進まないことが出てきてしまいますからね。
対策としては入門書を読んでみることをオススメします。
基準としては、
①仕事で使用するプログラミング言語の入門書:1冊 ②プログラミング全般の基本的な知識を学ぶ入門書:1冊 ③システム全般を理解するための入門書:1冊
と言った所ですね。
①は星の数ほどありますので、書店で自分に合ったものを探せば良いでしょう。
②はリーダブルコードと言う本をオススメします。
全てのプログラミング言語に使えるプログラミングのマナーをまとめた本なので、凄く役に立ちますよ!
③は前の項目で書いたITの国家資格の内容がオススメです。システム全般の知識を得ながら国家資格の取得も目指しましょう!
これだけ勉強すれば、理系出身のエンジニアとも余裕で渡り合えますよ!
まとめ:文系未経験からエンジニアになるのに恐れる必要なんてない!
文系でも未経験エンジニアがオススメできる理由をまとめると、以下の通り。
①:文系でも活躍の場が多い。 ②:エンジニアは企画提案力や文書力がとても大事。 ③:プログラミングは難しくない。 ④:コミュニケーションに優れている。 ⑤:エンジニアの需要が伸び続けている。
これだけ文系でも未経験エンジニアがオススメできる理由が揃っているし、文系未経験の人間であっても、興味とやる気があれば全然ウェルカムなのです!
なので、文系未経験からエンジニアになることを恐れる必要は全くありません!
エンジニアはスキルさえ身につければ、フリーランスになって高収入で場所も時間も選ばずに働くことが出来る可能性も秘めている魅力的な職業ですよ!
まずは一歩、エンジニアとしてのキャリアを始めてみたらどうでしょうか!
未経験からエンジニアを目指すなら、派遣からエンジニアになるのがオススメです!
僕が実際に利用したパーソルクロステクノロジー
こちらに詳しく書いていますので、興味のある方はチェック!