こんにちは、わかやまゆうやです。
エンジニアが稼げるということが叫ばれ出してしばらくが経ちました。
「プログラミニングやIT業界に興味があるけど、仕事はあるのかな?ずっと働けるのかな?業界の動向は将来的にどうなるのだろう?」
と不安に思っている方も多いんじゃないでしょうか。
これからは小学生からプログラミングを学んでいく時代だし、確かにこれから先の未来にちゃんと仕事があるのか、将来性は大丈夫なのか、気になりますよね。
そこで今日は、ITエンジニアの将来性について現役エンジニアの視点から解説します!
働いてみて分かった業界の将来性を少しでも知ってもらえればと。
結論:ITエンジニアの将来性はある。
結論として、
ITエンジニアの将来性はあります!
理由としては
- IT市場が伸びており、今後も伸び続ける。
- 常に人手不足。
- 新しい技術やサービスが次々と出てくる。
と言う点ですね!
順番に詳しく説明していきます。
IT市場が伸びており、今後も伸び続ける。
近年、IT市場は伸び続けており、今後も伸び続けることが予想されます!
<参考資料>国内IT市場 産業分野別 支出額予測、2018年~2023年
引用元:https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ45069819
特にサービス関連のIT市場の伸びが目覚ましいですね。
顧客のニーズに合致したITサービスを作る事に大きな需要が見込まれるので期待大!
実際、現場でも
「今やっている仕事はまだまだカスタマイズの余地があるし売り上げも伸ばせる見込みだから、継続して仕事が来るよ。」
と言うちょっと景気の良い話もちらほらあります。
仕事が途切れないのは嬉しいですね!
常に人手不足。
IT市場が伸び続けていることもあり、ITエンジニアは常に人手が足りません!
経済産業省のIT人材の「不足規模」に関する推計結果によると、2030年までに約59万人のITエンジニア不足に陥ると推測!
マクロ推計によれば、2015年時点で約17万人のIT人材が不足しているという結果になった。
さらに、前頁で示されたとおり、今後IT人材の供給力 が低下するにもかかわらず、ITニーズの拡大によってIT市場は今後も拡大を続けることが見込まれるため、IT人材不足は今後ますます深刻化し、 2030年には、(中位シナリオの場合で)約59万人程度まで人材の不足規模が拡大するとの推計結果が得られた。
参考資料:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/27FY/ITjinzai_report_summary.pdf
実際、現場でも「新しい仕事が取れた。でも人手が足りないから外部から人を入れよう。」と言う事がよくあります。
正社員の採用はどうしても慎重になるので、派遣社員やフリーランスエンジニアに仕事が振られる事が多いですね。
今後もITエンジニアの需要は見込まれますし、正社員以外でも活躍の場が多く設けられるので、仕事のパフォーマンス次第では大きな信頼が得られます!
新しい技術やサービスが次々と出てくる。
IT技術は日進月歩なので、次々に新しい技術やサービスが出てきます。
最近よく耳にする技術をピックアップすると、
- IoT(Internet of Things)
- AI
- VR
- 5G
- ブロックチューン
などがありますね。
5Gの技術なんかは「中田敦彦のYouTube大学」でも詳しく紹介されています。
面白くみられるのでオススメですよ。
新しい技術が出てくると、スキルを持ったITエンジニアや新しいスキル獲得に意欲のあるITエンジニアが求められます。
なので、新しいスキルに精通したITエンジニアは重宝されるというわけ。
フリーランスエンジニアなら、新しいスキルを身につけて現場で結果を出せば、単価も大きく上がるでしょう。
夢のある話ですね!
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ITエンジニア35歳定年説はもう終わっている。
長年、IT業界では
ITエンジニア35歳定年説
がささやかれています。
ITエンジニア35歳定年説の理由として、
- 体力的な問題
- 新しい技術へのキャッチアップの限界
- マネージャーなどの管理職への転向
というのがありますが、現場を見る限り、これらの内容は既に当てはまりません!
順番に説明していきます。
体力的な問題
ITエンジニアは体力的に35歳くらいまでしか無理!と言う説がありますが、これは一昔前のエンジニアのイメージですね。
3K(キツイ、給料が安い、帰れない)
と言う、一部の大手SIerのブラックな働きぶりが悪いイメージを植え付けた悪しき例です。
実際、僕の周りにも過去月100時間以上の残業を行ったことがある人が数名いましたよ。
周囲に人が同じ様に働いていると、意外とブラックな現場である事は分からないものです。
現在ではエンジニアの需要が高まり、世間の働き方改革の促進もあって、以前よりもエンジニアの待遇が良くなってます!
現在は国の働き方改革もあり、残業の規制が法律で決まった事もあって労働時間は減少する傾向にあります。
むしろ、長時間労働が発覚すると罰せられるので残業に関しては管理が厳しくなってます。
「ITエンジニア = 長時間労働」と言うイメージはこれからの時代、徐々になくなっていく事でしょう。
現場には40代、50代のエンジニアも多数いますので、加齢による体力の心配は余りする必要ありませんね。
とはいえ健康が一番大事なので、余り無理せず働く様にしましょう。
新しい技術へのキャッチアップの限界
IT業界では常に新しい技術が生まれ、活用されています。
需要の高いITエンジニアになる為にはビジネスの場で新しい技術を導入し、活用してくことが強く求められます。
その為、常に新しい技術に対して興味を持ち、知識を養っていける人材はIT業界でとても有利に働く事ができます。
その点では体力・気力が充実している若い人の方が有利に働きますが、効率良く知識を吸収する点ならある程度社会人を経験している人でも十分出来るのでしょう!
少なくとも、年齢が原因で新しい知識が養えなくなるとはちょっと考えにくいですね。
マネージャーなどの管理職への転向
「マネージャーなどの管理職に転向し、ITエンジニアとしては一線を外れる」
と言う話もありますが、技術者上がりのマネージャーはプログラミングに精通している事は勿論、マネージャー自身がプログラミングに携わることも良くあります。
なので、ITエンジニアとしては完全に終わる事はありません。
少なくとも、「プログラミングや技術に疎いマネージャーは部下であるITエンジニアのマネジメントを行うのは難しい」と考えておいて間違い無いです!
もし上記に当てはまらない様なら会社の人選ミス!
(別の業界で優れたマネジメントの実績のある方は例外かもですが…。)
職場の環境が悪い様なら、職場の異動か転職を考えましょう。
戦力にならない人は戦力外通告される。
前に書いた通り、ITエンジニア関しては今後も市場が拡大していくので、世間から求められるスキルを持った人は仕事に困る事はなくなるでしょう。
しかし、スキル不足の場合は仕事に困ることになるかもしれません。
なぜなら、会社側も早期退職の機運が高まってきているからです。
企業側も近年、45歳以上の社員を中心に早期退職を促す機会が増えているんですよね・・
2018年〜2019年に早期退職を実施した主な大企業を挙げると以下の通りです。
- コカ・コーラ
- NEC
- 富士通
- カシオ計算機
- エーザイ
- 日本ハム
皆さんが知っている、有名な大企業ですね!
以前は就職できれば「圧倒的勝ち組」と羨ましがられた企業ばかり。
これらの有名な大企業でも早期退職を積極的導入し始めました。
会社にしがみつく生き方がいよいよ難しい時代になってきましたね。
スキルを身につけ、会社に依存せずに稼ぐことが出来る人間になることが求められてきています。
まとめ ITエンジニアの将来性はまだまだこれから!
以上の内容をまとめます。
- ITエンジニアの将来性は大いにある!
- ITエンジニアの需要は今後も伸び続ける!
- ITエンジニア35歳定年説は既に終わっている!
- ITエンジニアの需要はあるものの、積極的に新しい技術を身につけて行かないと生き残るのは難しい!
パソコン1台で大きく儲ける事が出来るサービスを生み出すことが出来るのがITエンジニアの大きな魅力です。
パソコン1台で世間に大きなインパクトを与えるサービスを作りたい!
と思っている方は、本日からでもプログラミングを学ぶなり、エンジニアへの転職を検討してみてはいかがでしょうか。