みなさんこんばんは、経理ブロガーのゆうやです。
このブログでサブテーマにもデカデカと載せている「経理のコスパの良さを伝えたい」というタイトル。
でも、よく考えたらこれについてあんまり詳しく解説していなかったことにこの間、気が付きました。
ブログのデザインを整えることや、経理の仕事を紹介することで頭がいっぱいで、ブログのコンセプトである「経理のコスパの良さ」について書きそびれてました。
なので、今日は満を持して経理のコスパがどういいのか、徹底解説していきますよ!
経理の仕事についてこれから知っていきたい人、営業が辛いと感じている人は必見です!
経理のコスパの良さってなに?
まず、普通の仕事にコストパフォーマンスって使いませんよね。
車の燃費とかでよく使う言葉だというイメージがあります。
コストパフォーマンスが優れているということは、その商品が価格の割にお客様を満足させるってことになります。
んじゃ経理のコスパが良いってどういうことか?
それは、仕事をやる(自分の時間を投資する)のに対して、得られるもの(労働環境、給料、スキルなど)が優れているということ。
つまり、他の仕事より経理の仕事をやったほうが、どうせ自分の時間を会社に投資するならお得ですよ、ってことを僕は言いたいわけです。
営業の仕事と経理の仕事を比較してコスパを考えてみよう!
そんなこと言うからには、ちゃんと証拠持ってんだろうな!?
はい、ちゃんとありますよ。
僕は営業も経理もどちらも経験してきたので、両者を比較しながら見てみましょうか。
職種によって差はあると思うので、そこのところは加味して見ていってくださいね。
労働時間
営業の労働時間
営業は会社の売上の数字を背負って生きています。
ノルマという会社の成長の未来を託されているので、その分プレッシャーもやりがいも多くある仕事ですね。
なので、担当しているお客様でうまく売上があがればその月は楽になるかもしれませんが、上がらない時はかなりしんどい思いをします。
また、営業の多くは「数打てば当たる」思考を求められるので、結果が出てないと行動量を増やすことを求められますね。
つまり、会社の実績がいい時や自分の成績がいい時は労働時間も短くて済みそうですが、うまくいっていないときは仕事に忙殺されます。
僕の社会人1年目はまさにそれで、知識も大してない状態でリフォームの案件を月100万円取ってくることを求められました。
営業+工事管理とかもやってたので、朝7時~夜11時を13連勤とかしてましたね。
あと、お客様の都合で簡単に休みが吹き飛びます。
自分で時間をコントロールしたり、休みを家族のために、なんてできる未来が想像できなかった。
経理の労働時間
経理の仕事は数字合わせやお金の管理、決算の手続きなど。
お金に対してのミスは許されませんし、会社の信頼を背負っているのでプレッシャーは同様にあります。
ただ、仕事の内容は基本的に毎月、毎年同じことを繰り返ししていくので、最初未経験で入った時はこなせるようになるまで時間がかかりましたが、慣れてくると忙しくなる時期も分かってくるので、仕事量のコントロールが非常にやりやすいんです。
実際、僕は営業から経理に異動になったあと、残業時間が1日4時間くらい減りました。
ノルマは営業のように数字を出すことではなく、期限に仕事を正確にやり終えることですね。
自分のペースで、コツコツとその日やり終わるべきことをすすめていける点が、今自分が経理の仕事をしていて感じるコスパの良さです。
労働環境
営業の労働環境
営業の方は大概朝は会社に出てきて、準備ができたらお客様のところへ訪問って感じですよね。
会社によって訪問範囲は全然違うと思いますが、時に出張に出かけたり、遠い場所まで営業にでかけたりと、行動範囲が広く忙しいイメージ。
僕は自分の営業車を持って、訪問先まで運転している時間が一番好きでした。笑
あの時間は、車内で何していても自由だったから。
そういう意味で、結果を出しさえすれば、あとは縛りがゆるいのが営業のコスパの良いころかもしれませんね。
経理の労働環境
経理の仕事は基本社内で全て行われるので、社外に出ることはほとんどないと言っていいでしょう。
僕も最近は会社に着くと、自分の席とコピー機とトイレの間の移動しかしていません。笑
じっと同じことをやることが苦痛な人には、きつい環境かも。
でも、夏や冬の暑かったり寒かったりするときに空調完備の空間で仕事ができるのは、経理の最大の特権です。
暑いのが大嫌いな僕は、これだけでも経理をやるのに十分な理由になってしまうくらい、空調が効いていることの恩恵を受けていると思います。
給与待遇
営業の給与待遇
良くも悪くも、自分次第・結果次第なところがあるのが営業です。
結果が出れば、毎月の給与もいいでしょうし、ボーナスはかなり期待できますね。
でも一方で、不振に陥ってしまうと全く弾まなくなることも。
仕事柄、残業や休日出勤は多くなるはずなので、それを含めるとそこそこの額はもらえる印象です。
経理の給与待遇
経理の仕事は、余程のミスをしない限りは成績によって給与が判断されることはないです。
もちろん、仕事に対する意欲とか、処理する速さは関わってくるはずですが、営業ほどの振れ幅はないはず。
こちらは良くも悪くも安定していますね。
会社がどんなに好調でも、ボーナスで営業の方のように弾んでもらえる可能性は低いです。
その分、結果に左右されず安定した金額がもらえるので生活の見通しが立てやすくなります。
そして、年数を経れば経るほど、専門性が高くなっていくので、経理職は替えがきかなくなってきます。
つまり、長年経理をやっていればその価値も上がっていくという可能性が高い。
経験できるスキル
営業で経験できるスキル
一人で色々なことをやらせてもらえるのが営業。
営業、発注、価格交渉、下請けとの打ち合わせ、事務作業など、様々なことが経験できます。
なので、同業他社への転職だとすごく有利に働きそう。
しかし、同業以外の業種になると、経験としては役に立っても仕事のスキルや知識は転職してから一からやり直しになってしまうことに注意。
経理で経験できるスキル
最初は末端の処理からはじまって、最終的に決算や申告処理まで仕事の段階があります。
そして、会社によって多少の違いはありますが、その手法に大差がないのが経理のコスパで最大にいいところ。
経理の転職をする場合、それまでの経験やキャリアが非常に重要視されるんです。
どの会社でも、経理のシステムや決算のやり方はだいたい同じ。
その会社で経験したことの多くが、次の会社でも生きてくるってのはとても嬉しい点ですね。
そもそも経理って、どんな会社にも必要な部門だから、転職するときも買い手市場になることが多いんです。
経理のコスパの良さをまとめるよ
少なくても残業まみれにずっとなっていることはない。 ②社内で仕事していることがほとんど。
空調完備で夏も冬も苦にならない。
③安定している。
長年経験すると専門性が高まって、希少価値が上がってくる。
④どんな会社にでもある仕事が経理。
そしてそれはどんな会社でもやり方が大して変わらないので、どこに転職になっても通用するところが最大の強みと言える。
営業と経理で、かなり給与の差があるならまだ考え物ですけど、僕が営業→経理と異動になった際に感じたのは、「全然給与変わらんやん!」ってことでした。
そしてこれだけ経理にメリットがある以上、営業をやる意味ってあまりないんじゃね?って思ってしまうほどです。
仕事をするうえで自分の時間が欲しい、暑いの寒いのが苦手、次の転職に活かしたい。
そんな風に考えている人は、コスパの良さを考えると経理の仕事が非常にオススメですよ!