こちらでは、客先常駐に不安を感じて、「実際どうなのか」を調べているあなたに
- 客先常駐のメリット・デメリット
- 客先常駐が向いていない人・向いてる人
- 客先常駐の将来性はいかに?
といったところを紹介します。
客先常駐は楽しい?それとも地獄?
なにかと悪い評判を耳にしがちな客先常駐ですが、SE・プログラマーとして客先常駐を楽しんでいる人がいるのも事実なんです。
うちちっさい会社で社員分の机ないから外出るしかないんだ……(´・ω・`)エヘヘ
客先常駐いろいろできて楽しいよ!所属する会社によっては大変な話も聞くけど…←
ありがとう゚(゚´ω`゚)゚。ぺーぺーなのに設計振られてビビり倒してるけど頑張る…♡♡— 優帆 (@yuuu___memo) April 20, 2020
SESで8年客先常駐やってるけど、仕事楽しいぞ?
— カズマル@PGが苦手なSE (@_kkzznnEG) July 31, 2019
では、こうした客先常駐の実体験を踏まえつつメリット・デメリットを見てみましょう。
客先常駐のメリット
- 客先常駐の企業は未経験者でも入りやすい
- 多種多様な現場でいろいろな経験を積める
- エンジニアとしてのスキルアップになる
- いろいろな人に出会える
- 様々な職場を体験できる
- 役に立つことでやりがいを感じる
- 言われたことをやっていればいい
客先常駐のメリットは、やりがいを感じているタイプと、気安さをプラスと感じているといった声が多く見られます。
- やりがいやスキルアップなど、前向きタイプの人が感じるメリット
- 責任がない、言われたタスクをこなせばいいといったお気楽タイプの人が感じるメリット
大きくわけてこの2つのタイプが存在しているのが興味深いですね。
あなたはどちらのタイプでしょうか。
客先常駐のデメリット
- 職場を選べない
- 慣れない環境で働くことのストレス
- いい職場でも期間終了すればそこまで
- 最後まで責任をもって仕事を完遂できない
- 客先の社員との待遇の差
- 現場によっては単純作業などでスキルアップできない
- 年齢が上がると仕事がなくなる
客先常駐のデメリットとしては、やはりストレス面。客先での孤独感といったものが多く見られました。
デメリットでは、
- 本当はもっと責任のある仕事がしたいといった前向きタイプの人が感じるデメリット
- どんな現場に行くのか、いつまで働けるかといった不安を抱えている人が感じるデメリット
- 職場の人間関係や待遇に悩む人が感じるデメリット
などが見られます。
もちろん、客先の職場環境や、関わる人、任される業務内容などによって、状況は変わってきますが、客先常駐ではこうしたデメリットは大なり小なり必ずあると言えるでしょう。
客先常駐が楽しいかどうかは、かなり常駐先次第。客先常駐とゆう働き方との個人の相性ももちろんある
案件ガチャは避けられないけど、社員とか先輩に聞くなど商流を把握できれば、リスクは軽減できなくもない。
常駐先次第では、気楽に自社では出来ない経験が出来る場合もあるよ。
リサーチが大事。— なう@フリーランス | 米国株式投資 (@now_weblife) November 20, 2019
客先常駐のメリットデメリットについては以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。
客先常駐はこんな人には向いてない!
客先常駐のメリット・デメリットを見ると、なんとなくそれぞれのタイプというのも見えてきます。そこで、客先常駐に向いてない人、向いてる人をまとめてみました。
客先常駐に向いてない人
- 人見知り
- 新しい環境になかなか慣れることができない
- 人との関わりがわずらわしい
- 現場が定期的に変わることに抵抗がある
といった方には客先常駐が向いていないといえるでしょう。
客先常駐では、期間が終わればまた別の現場へ行くことになり、またそこから新たなコミュニケーションを取っていかなくてはなりません。これが苦痛になるようなら、大きなストレスがかかることになります。
ただ、客先常駐では雑務などがなく淡々と言われた作業をするといった点では、もしかしたらこういった向いていないと思われる方のメリットになるかもしれません。
そう考えると、メリットもデメリットも紙一重といったところですね。
客先常駐に向いてる人
- 新しい環境でのチャレンジに魅力を感じる
- 環境の変化を楽しんで挑戦できる
- いろいろな環境で刺激を受けて成長したい
- 集中できる環境での作業が好き
- 常駐先の仕事への好奇心がある
- コミュニケーション能力が高い
といった人であれば客先常駐を楽しむこともできるはず。
こうした姿勢で挑めば、客先でもいい環境を作れるでしょう。
このように、個々の性格や考え方などにも大きく左右されますし、どんな職場に行くことになるのか、当たりもあれば、ハズレもあり、職場を選ぶことができないだけに、なにかしらの不安があるのは間違いありません。
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客先常駐の将来性ってぶっちゃけどうなの?
さて、ここまで客先常駐のメリットやデメリットなど見てきましたが、つづいて将来性はどうなのか、といったところを見ていきましょう。
客先常駐というと、やはり将来性はどうなのか、といったところが気になりますよね。
仕事辞めたいー😭
この仕事続けてて将来像が見えない…
客先常駐に未来とかあるの?
スキル身につかんし— ykhgna (@mktyv6yu) December 16, 2020
客先常駐時代は欲しいものを買う財力もなく将来が不安だったが、希薄な人間関係故にノンストレスかつ毎日定時帰りで余暇を楽しめる生活をしていた。
今は残業と休日出勤にまみれ、会社のうざい奴に辟易としているが、社会的信用と欲しいものを買う財力はある。
どっちがQOL高い?#ブログ初心者
— meitantei👻 (@kimiHaMeitantei) February 15, 2020
ITインフラ系は将来性なし、客先常駐はブラックとデメリットが強調されますが、未経験・派遣でも入りやすいし、インフラ畑で20年、ほぼ客先常駐でも僕の年収は約5倍になりました。年収がジャンプアップした転職で僕を誘ってくれたのは常駐先のお客様。「成果」で応えれば、年収は勝手に上がります。
— くまた |IT業界で25年生き残った企業戦士のつぶやき。 (@kumata66) July 5, 2020
結論としては、このようにケースバイケースで、全く将来が見えないという方もいれば、転職してみてどちらが良いのかと振り返る方、客先常駐でありながらしっかりと収入を増やしていった方もいます。
ここはやはり、実際にやってみないとわからないといったところでもあり、不安が募る部分ですね。
客先常駐に将来性がないと嘆く方々の意見をまとめると
客先常駐に将来性がない理由として
- スキルアップが難しいケースもある
- 年収アップが難しい
- いつ仕事がなくなるかわからない
- ストレスが多い
といった要因があることがわかります。
スキルアップが難しいケースもある
どこに常駐することになるかによって大きく左右される部分ですが、中にはSEやプログラマーとしてのスキルアップには繋がらない単純作業などを任せられることもあります。
そうなると、転職するにあたっても不利になってしまいます。
期間が終了すれば他に行けるというのは、こういったときメリットになるかもしれませんね。
年収アップが難しい
そもそも、客先常駐では「SES会社などが客先から受け取った報酬」の中から給料が支払われます。ここで経費などがざっくりと引かれてしまうのです。
客先でどんなにいい仕事をしたとしても、認められて給料が上がるといったこともなく、いつまで働いても客先の社員との格差が埋まらないといったことになりがち。
こうした不満が募って辞めていく人も少なくありません。
いつ仕事がなくなるかわからない
客先常駐では、エンジニアを必要とする企業のオフィスに一定期間人材を常駐させ、日々の業務を遂行することになります。そして、期間が終了すればまた別のオフィスへ行くわけです。
ただ、それも永遠に続くわけではなく、年齢とともに仕事が減っていく可能性もありますし、最悪クビになってしまうなんてことも。
例えば、現場での評価が低い、クレームが多いなどといった場合、リストラ候補になれば、案件の紹介も少なくなってくるでしょう。
このような状況でも、経験やスキルがしっかりと身についていればまだいいのですが、それさえも無い場合、将来性に不安を感じるのも無理はないでしょう。
ストレスが多い
職場でのコミュニケーションがうまく取れればいいのですが、それが難しい場合は孤独な状態で日々を過ごすことになります。
職場によっては、昼食は外出禁止といったところもあり、そうなると息抜きもできません。
常駐先が変わるたびにストレスを感じるというのも、若いうちはともかく、年齢や経験が増えるにつれ、なお一層厳しくなってくる可能性が高いですね。
スキルアップしたらしたで、今度は待遇の差を不満に感じることもあるでしょう。
ストレスも環境による違いが大きい部分ですが、周りがみんな正社員で1人だけ客先常駐といった場合などは気も遣いますし、居心地が悪いとなかなかきついものがありますね。
転職を考えるなら1日でも早く
SEやプログラマーというのは、キャリアやスキルがあればともかく、年齢が若ければ若いほど有利です。
20代であれば、転職先も見つかりやすいでしょう。ですが、スキルがあまりない状態で30代後半、40代となると、かなり厳しくなってくるのが現実です。
客先常駐は、場合によっては顧客からの期待度の高さや感謝されることでやりがいを感じられる仕事でもありますが、一方で不安やストレスが常につきまとうのも避けられない事実。
どんな職場でも不安やストレスなどはあるものですが、収入面や仕事がなくなるかもしれないといったマイナス要素はできれば避けたいところですね。
こうした背景も踏まえて、将来に不安を感じたら少しでも早く良い案件に入れるように戦略を立てる必要があります。
それは常に複数の派遣会社に登録しておき、自分のスキルや状況に見合った案件を紹介してもらうこと。
スキルなく年齢を重ねてしまえば、この先どうなるか分からないのが客先常駐。
正直良い案件に巡りあえるかどうかは、派遣会社の担当者の力と運にかかっています。
僕はこのやり方で、よくない現場にあたってしまったら半年くらいはどうにか勤めますが、キリがいい契約期間が切れるタイミングで他の派遣会社に案件を探してもらい、よりよい環境でスキルアップしてきました。
下の記事におすすめの派遣会社を並べておくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。