どうも、経理ブロガーのゆうやです。
みなさんは2045年問題って知ってますか?
2045年問題は、ここ数年ニュースや新聞で話題になってる、人工知能(AIと呼ばれるやつです)が人間を超えると言われている年が2045年だということから起こりうる、様々な問題のこと。
って思うかもしれませんが、こと労働力に関してはそうも言ってられないのです。
経理の仕事に関しても、その部分は楽観視してられないのが現状。
今日は、経理の仕事の将来性について、現役経理職の僕が赤裸々に語ります。
なぜ人工知能が発達すると仕事がなくなるの?
先ほどお伝えした通り、2045年になると人工知能が人間を上回ってしまうと言われています。
つまり、人間以上の判断を持つ機械やロボットが次々に生まれてくるということ。
これが何を意味するかというと、経理でいうデータ入力や伝票起こし、簡単な支払レベルの仕事は、完全に人工知能の仕事になっている可能性が非常に高いってことです。
少なくとも、そういった方向に動いていくのは間違いない。
そうなると、人間で労働報酬が発生するあなたの仕事がなくなり、無償で動く人工知能にシフトしていくのは当然な流れですよね。
経理という仕事は、単純な事務作業が現状でも大半を占めているので、他の営業や開発の仕事に比べても、この問題の波を受ける影響が大きくでるはずです。
これから先、経理の仕事は残るのか?
じゃあ経理の仕事は、これから消えていくのか?と思いますよね。
先に結論から言ってしまえば、「残る」のは間違いないでしょう。
ただし、経理に従事する人数は大幅に減っていくはずです。
その理由を簡単に今から伝えていきます。
いくら自動化されようと、その自動化を導入する人が必要
今の経理のシステムですら、大分便利になって自動化や機械化、データ化が進んでいますよね。
会計ソフトで言うと有名なのはfreee
本当に便利な会計ソフトや確定申告のソフトですが、これを操作するのは結局人間なんです。
将来的に人工知能が発展してもそれは変わらない。
そういったシステムを導入したり、操作するための人は必要なので、経理という仕事が完全に消えることはないでしょう。
単純作業は全て自動化されていくので、大幅に労働数は減る
しかし、それ以外の単純な事務作業に関しては、おそらく今後かなりの速度で自動化の影響を受け、人件費削減の合言葉のもと、機械がその役割を担っていくことになります。
単純作業は、正しいか正しくないかの2択で処理できることがほとんどです。
入力したものがあってるかどうか。
計算が正しいかどうか。
支払金額が適正かどうか。
これらの、すぐに答えが出せる分野では、実はもうすでに機械のほうが優秀です。
人間がやったほうが間違いが起きるし、人件費もかかるから機械が勝つに決まってますよね。
会社が人工知能の発展に付いていけない可能性大
現状を考えてもらっても分かると思うんですが、今でさえ単純作業は人間がやるより器械がやったほうが正確だし早いんです。
それなのに、どうしていまだに経理でデータ入力をしている人が必要とされていたり、手書き伝票のような旧石器時代の産物が蔓延しているのか?
それは、会社側が急激な変化に付いていけていないから。
これに尽きます。
人も会社も、今まで慣れてきたシステムから新しいものに変えようとなると、どうしても尻込みする性質があるんですよね。
やはり新しいものを導入するのは時間もコストもかかるので、踏ん切りがつかないんです。
だから、僕の会社でもいまだに手書きの請求書が送られてきたりして愕然とすることがある。
つまり、2045年が来ようが、人工知能が発展しようが、確実にその流れについてこれない会社は当分の間存在するということ。
それは、その間は経理の仕事もあるけれど、会社がシステムを切り替えた瞬間、仕事を失うリスクを伴ったものになってしまうという状態ですが。
経理の将来性は暗め。だからこそちゃんと知識をつけよう
というわけで、人工知能の波が来ても、しばらくの間は経理の仕事は消えないということが分かっていただけたでしょうか。
とはいえ、「消えない」というだけで、かなりの人数が削減されるのはもう決まってしまっています。
2045年というと、今から28年後。
そのころには、今から新卒で経理の仕事に就くという人も会社の重責を担う立場にあるはずです。
その時に自動化の波が押し寄せた時にどうしておくべきか。
答えは簡単、自分が自動化を制御する立場を確保すればいいんです。
つまり、今で言えば会計ソフトの操作に詳しくなっておくとか、システムに強くなっておくとか。
そして一つの会社の経理だけを知っていても、その会社を出てしまえば役に立たない知識が多いのも経理の特徴ですよね。
なので、比較的多くの仕事が残っている今のうちから転職などを経験して、どんな会社にいても経理として重宝される力を付けておくべき、というのが僕の考えです。
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