どうも、未経験からエンジニアに転身して5年目のわかやまゆうやです。
IT化が進むにつれてエンジニアの需要も大きくなってきていますが、それ以上に増してきているのがクラウド市場への需要です。
そこで注目を集めているのが、「AWSエンジニア」。
AWSエンジニアに興味はあるけれど、いくつかの疑問や不安があるかと思います。
「未経験からでも、AWSエンジニアになることは可能?」
「AWSエンジニアになったら、どのくらい稼げるのだろうか?」
上記内容を含め、本記事ではAWSエンジニアになるための方法について解説していきます。
僕もインフラエンジニアとなって適切な努力とスキルアップを積み重ねた結果、現在はAWSエンジニアとして活動することができています!
AWSエンジニアは今後、さらに需要が拡大していくであろう分野だと思います。
AWSエンジニアが気になっている方は、ぜひ内容をチェックしてくださいね!
そもそもAWSとは?
そもそも、AWSとは何なのかについて説明しておきますね。
Amazon Web Servicesの略で、アマゾンが提供しているクラウドコンピューティングサービスのこと。
AWSとは、Amazon Web Servicesの略で、アマゾンが提供しているクラウドサービスのことです。
クラウド市場において、世界トップシェアを誇り、その規模は年々拡大。
下の図は、2019年1年間のクラウド市場の売上順位を表しているものです。
画像出典:Canalys発表2019年のクラウドインフラストラクチャサービスの売上順位(https://www.acrovision.jp/service/aws/?p=2288)
図を見ると、AWSは売上シェアが1位で、全体の30%以上を占めていますね。
さらに、2位と比較しても倍以上の差。
AWSがいかに多くのシーンで利用されているかがわかると思います。
このAWSの需要が高まっているため、AWSエンジニアという職業が注目されているわけですね。
クラウド市場の拡大でAWSエンジニアの需要が高まる
AWSエンジニアが必要とされる背景には、AWSのシェア率の高さももちろんですが、それ以上に「クラウド市場の拡大」が大きく影響しています。
AWSエンジニアを目指す上で、どのような背景でクラウドの市場が広がっているのかを確認しておきましょう!
クラウド市場は年々拡大している
クラウドの市場がどれだけ拡大しているのかを見ていきましょう。
ICT市場コンサルティング会社の調査によると、2018年には2兆円弱だった日本国内のクラウド市場は年々拡大を続けていて、2020年時点で3兆円にせまる勢いになっています。
画像出典:国内クラウド市場の実績と予測/MM総研(https://bit.ly/38uM8Is)
さらに今後も、その規模がどんどん大きくなり、2024年にはなんと5兆円を超えていくという予想が出されているんですよ。
実際の数字を見ると、クラウドの市場がどれだけ大きな規模で拡大を続けているかがわかりますよね。
クラウドが使われる理由
クラウドの市場がここまで大きくなっていくのは、それだけクラウドを使うメリットが多いからです。
下記に一例としてクラウドが利用される理由を挙げますね。
・クラウド上で全てが完結するので管理や構築が楽
・実機を使わないので故障トラブルなどがなくなる
・クラウドサービスへの信頼度が高い
・初期の導入コストが安い
・従量課金(使った分だけ課金)なので費用も安くなる
「コスト面」「管理・運用面」「信頼度」のそれぞれの項目で、クラウドは大変便利なサービスです。
従来のシステム管理体制と比べて、クラウドサービスにはこれだけたくさんの利用メリットがあるんですよ。
こうした便利なクラウド技術の存在がたくさんの人に知られていって、クラウド市場の規模は年々大きくなっているわけですね。
クラウドを導入する企業が増えてきている
便利なクラウドサービスを導入する企業は当然増えていっています。
クラウドの技術が進歩して、多くの企業がクラウドに注目するようになりました。
でも実は、日本企業のクラウド導入は世界的にみるとまだまだ遅いペースで、利用率は約6割程度。
画像出典:総務省「令和2年版情報通信白書 企業におけるクラウドサービスの利用動向」(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/pdf/n5200000.pdf)
クラウド先進国であるアメリカと比較しても、日本のクラウド移行は7年以上遅れていると言われています。
そのため、今後は日本企業のさらなるクラウド導入が進むことが見込まれます。
クラウドを導入する企業が増えると、クラウドサービスシェア率の高いAWSの需要も高まり、AWSエンジニアがさらに求められていくのは間違いないですね。
AWSエンジニアになるには?
ここからは、AWSエンジニアになるための方法を解説します。
AWSになるルートは大きく3つ。
・インフラエンジニアを経験したのちに目指す
・プログラマーを経験したのちに目指す
AWSエンジニアはクラウド分野かつAWSに関する幅広い知識が求められる職業です。
それぞれの目指し方と、メリット・デメリットを考えて、自身が選択する道を検討してみてください。
未経験からでもAWSエンジニアは目指せる?
1つ目は、エンジニア未経験からAWSエンジニアを目指すルート。
ただし、AWSエンジニアは高い専門知識が要求されるため未経験から目指す場合には、しっかりとした事前学習が必須です。
AWSの知識以前に、エンジニアとしての基礎知識も必要になりますからね。
おすすめは、AWSに関する専門コースを用意しているプログラミングスクールで学ぶ方法。
現状そういったプログラミングスクールは数少ないですが、充実した学習内容を展開しているのは、RaiseTech
RaiseTech
実は僕も、過去にRaiseTech
詳しい内容は、別記事にて解説していますので、未経験からAWSエンジニアを目指す方はこちらもご覧ください。
インフラエンジニア経由で目指す
2つ目は、インフラエンジニアを経験してからAWSエンジニアを目指すルート。
インフラエンジニアは、インフラ環境の構築や管理を行います。
インフラエンジニアとして仕事をする過程で、クラウド分野に関する知識を身につけることができれば、AWSエンジニアになった時にその経験は役立ちます。
僕も元々はインフラエンジニアをやっていたので、このパターンですね。
さらに、僕は未経験からインフラエンジニアに挑戦しています!
最初は派遣という形で仕事に就き、エンジニアとしての経験を積んでいきました。
未経験からエンジニアを目指すにあたって、とても再現性の高い方法でおすすめですよ!
詳しい内容は、下記の記事内で書いています。
ぜひ参考にしてみてください。
プログラマー経由で目指す
最後3つ目は、プログラマー経由でAWSエンジニアを目指すルートです。
AWSエンジニアには、プログラミングのスキルも求められます。
もし、プログラマーとしてのキャリアも視野に入れているのであれば、プログラマーとしての経験を積みつつ、独学でAWSに関する知識を勉強する形を推奨しますよ。
デメリットとしては、プログラマーを経由する分AWSエンジニアになるまでに、それなりの時間がかかるということですね。
この場合オススメなのはエンジニアスクールに通ってまずはサポートを受けながらプログラミングスキルを身に付けることです。
おすすめのスクールについてはこちらでまとめているので、プログラマーから入っていこうと思う人はぜひ参考にしてくださいね。
AWSエンジニアの仕事内容は?
AWSエンジニアになった後のことについても気になると思いますので、仕事内容についても簡単に解説しておきます。
AWSエンジニアの仕事をざっくり分類すると下記3つ。
・設計
・構築
・運用保守
設計
まずは、「設計」です。
AWSエンジニアは、AWSに関わるさまざまな設計を担当。
サーバーやストレージを含め、どのように運用し管理するかを組み立てます。
例えば、「会社内のサーバーとクラウドのサーバーを併用したい」といった要望があった場合に、問題なく連携できるように、運用方法をチェックしたりするんですよ。
構築
「構築」では、先ほど設計の工程で準備した作業内容をもとに、AWS上にネットワークが動く仕組みをつくっていきます。
AWS上で作業を進めていくため、AWSが提供している素材をどのように活用するかの判断が求められるシーンもありますよ。
AWSに関する専門知識を活かし、システムがスムーズに動く構築を考えていきます。
運用保守
「運用保守」はその言葉のとおり、構築したシステムが問題なく動いているかを管理する業務。
システムに何か障害が出たときなどは、原因を確認し対処します。
また、システムのバージョンアップの必要性があったら対応したり、使用しているソフトウェアがウイルスの脆弱性にヒットしていないかを管理するのも仕事です。
AWSの新しい仕組みやサービスがリリースされた時には、新規に追加実装するかの判断なども行いますね。
常により良いシステム運用を考えるのも、AWSエンジニアの重要な役目です。
AWSエンジニアの年収相場
AWSエンジニアの年収相場についても気になりますよね。
正社員・フリーランスなど、その人の勤務体系によっても異なりますが、下記に参考値を載せておきます。
正社員の場合・・580万円~650万円程度
フリーランスの場合・・800万円~900万円程度
エンジニアの年収は500万円~550万円程度が相場となるため、AWSエンジニアは平均と比較しても高水準です。
年収が高い理由には、専門性が高いスキルを扱うということ、AWSエンジニアの需要が高まっていることが影響していますね。
AWSエンジニアの年収についてはこちらで詳しく解説しています!
AWSエンジニアに必要な智識を習得する方法
AWSエンジニアを目指す上で、専門知識の習得は欠かせません。
それぞれの勉強方法にはメリットとデメリットがありますので、そのあたりもふまえて解説しますね。
参考書を使って独学で学習する
1つ目の勉強方法は参考書を使って独学する方法です。
・参考書籍を購入すれば、すぐにでも勉強を始められる。
・自分のレベルに合った参考書を選び、学習を進めらる。
【デメリット】
・学習を進める上でつまずく部分があった時に、自力で解決するしかない。
・エンジニアの基礎知識が無い場合には、内容の理解が難しい可能性がある。
最近では、参考書の種類も増えてきて、学習教材の選択肢も多いと思います。
早速AWSエンジニアの勉強をスタートさせたい人は、独学で理解できる範囲の学習を進めておくのは良いかもしれません。
おすすめは、AWSソリューションアーキテクトのような実践でも使えるような資格を取るつもりで勉強してみること。
転職するまでに資格を取れなくても、知識をつけることで就職先へのアピールにもなるし、取れたなら今後のキャリアに生きることは間違いないです。
一方書籍での独学する場合のデメリットは、理解が難しい用語や知識に関しては自分で調べながら学習するというハードルの高さ。
身近に誰かに聞くことができる環境と比べると、確実にスキルアップのスピードは落ちると言えるでしょう。
エンジニアリングスクール「RaiseTech」で学ぶ
2つ目は、AWSエンジニアの養成コースをもつスクールで学ぶ方法。
・初心者でも理解しやすい学習カリキュラムで勉強できる。
・疑問点を都度解消しながら進められるので、モチベーションが保ちやすい。
・基礎知識だけでなく、仕事を行う上での実践的なノウハウを知ることができる。
【デメリット】
・AWSエンジニア専門のコースを用意しているスクールは少ない。
・一定の学習時間を確保する必要がある。
記事の前半でも少し紹介しましたが、AWSエンジニアの勉強をエンジニア初心者からでも受けられるスクールにRaiseTech
僕もAWSエンジニアの知識はRaiseTechで身につけました。
当時はインフラエンジニアとしての経験が2年ほどありましたが、AWSに関しては全くの初心者。
それでもRaiseTechで学習し、スクール卒業後にはAWSエンジニアのフリーランス案件を獲得することができました。
AWSエンジニアを目指す人には、自信をもっておすすめできるスクールです!
RaiseTech
今後需要の拡大が予想されるAWSの分野でエンジニアを目指しましょう!
AWSエンジニアは今後さらに世の中から必要とされる職業になると思います。
AWSに関する専門知識は必要になりますが、しっかりと学習に取り組むことができれば、AWSエンジニアとしての仕事デビューも実現できるはず!
今回の記事のポイントをまとめます。
・AWSエンジニアの年収は平均的な水準よりも高い。
・専門知識は必要になるが、しっかり学習すれば未経験からでも目指せる。
クラウド系のエンジニアに関心のあるなら、ぜひAWSエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか?
僕のブログ内では、AWSエンジニアになるための情報を他にも発信しているので、ぜひ他の記事も参考にしてみてください!
目標が決まったら、早速AWSエンジニアになるための一歩を踏み出しましょう!