どうも、未経験からエンジニアに挑戦し、現在はAWSエンジニアとして活動しているわかやまゆうやです。
未経験から最近エンジニアに挑戦する人が増えていますよね。
その主な理由としては、
- 自分の手に職が持てる
- 高単価、高収入
- フリーランスに短期間で挑戦することができる
- 案件によってはリモートワークも可能
あたりでしょうか。
僕自身も26歳のときに、経理職からエンジニアへの転職を果たしました。
未経験からエンジニアに転職して実力的にうまくやっていけるのかも気になるところですが、年収がどう変化するのかも気になりますよね。
未経験ということでスキルもない状態で転職するのだから、年収面で不安になる気持ちはよく分かります。
スキルだけで言ってしまえば新卒時に戻るようなもんですから。
どれくらいの年収になるのか分からず、一歩を踏み出せないという人も多いのではないでしょうか。
今日はそんな方に向けて、実際に26歳の時未経験からエンジニアに転職した僕が当時年収がいくらだったのか、そしてそのあとの年収がどうなったかを公開しちゃいますよー!
これからエンジニアに挑戦する人の参考になればうれしいです。
未経験から派遣エンジニアに転職したら年収はこうなった!
それでは早速、未経験からエンジニアに転職してからの僕の年収を公開します!
経験年数 | 年齢 | 時給 | 月収 | 年収 |
1年目(派遣エンジニア) | 26歳 | 1500円 | 24万円 | 288万円 |
2年目(派遣エンジニア) | 27歳 | 2100円 | 33.6万円 | 403.2万円 |
3年目(フリーランスエンジニア) | 28歳 | ― | 55万円 | 660万円 |
未経験1年目の年収は288万円でした。
派遣エンジニアでの挑戦だったので、時給単位での契約だったんですが、その時の時給が1500円。
1500円×1日8時間×1か月20日×1年12か月の計算で288万円が年収となります。
最初の案件はパーソルクロステクノロジー
もちろん残業や休日出勤は別途支給される仕組みなので、ある程度残業が求められる案件先であればもう少し月収も年収も上がるでしょう。
派遣という働き方はボーナスがないため、同世代20代後半の平均年収(国税庁の調査によると350万円くらい)と比較するとどうしても少なくなってしまうのは否めないというのが現実ですね。
もし未経験で正社員エンジニアになってたら年収はどうなってた?
ただ、これは別に派遣エンジニアだから未経験からの転職で年収が少なくなるというわけではありません。
正社員案件を取り扱っているマイナビITエージェント
未経験ということで、どうしても研修や教育のコストを考えて少なめな年収に抑えているところが多い印象ですね。
正社員でも派遣でも同じくらいの年収な以上、働きやすい環境でスキルアップしやすいというメリットのある派遣エンジニアのほうが個人的にはいいのかなと思います。
未経験から2年目以降のエンジニアの年収についてはどうなるのか?
確かに未経験から1年目のエンジニアの年収は低いです。
いや、未経験からの挑戦ということを考えたら十分高い方だとは思いますよ。
世間一般のアルバイトに比べたら大分高い金額で、一人で生きていくには十分ですが、それまで数年同じ会社でスキルアップしてきた人なら確実に年収は下がることでしょう。
でも安心してください。
表を見てもらったら分かる通り、未経験からエンジニアに挑戦したのちの2年目以降、僕の年収は右肩上がりを続けています!
エンジニアという職業が実務経験がものを言う仕事なので、最初のころは年収的にもスキル的にも苦労しますが、そこを乗り越えて軌道に乗れば順調に年収も上がるのかなぁと。
3年目には自分の夢の一つだったフリーランス転向も果たせて、年収もさらに上がりました!
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未経験のエンジニアが年収をあげていくために必要な3つこと
最初は誰もが未経験からのチャレンジです。
いきなり1000万円の年収契約を勝ち取れるスーパーエンジニアもいるにはいるんでしょうけど、例外だと思うのでスルーして構いません。笑
僕はまだ経験年数だと3年ですが、周囲にも年収をどんどん上げていくエンジニアが多くいるので、彼らを見て思うことや自分がやってきたことを振り返りながら、未経験から年収をあげていくために必要な3つのことをお伝えします!
スキルアップは絶対条件!アピールできるポイントを増やそう
エンジニアが年収をあげるためには、当たり前ですがスキルアップが必要になります。
特に未経験から最初の数年は一番スキルアップに直結する時期。
未経験で採用してもらっている状況なので、先輩にガンガン質問するのもありでしょう。
もちろん、最低限のことは自分で調べたりして解決する必要がありますが。
エンジニアになる前もなってからもそうですが、同業者や同じように経験が浅いメンバーで集まって勉強会やセミナーに参加してみるのもいいでしょう。
あるいは自分の技術力や知識を上げるために資格勉強するのもいいですね。
エンジニアはある意味言ったもの勝ちなところがあります。
ある程度色々なジャンルのことを経験しておけば、面談のときに「やったことがあります!」って言えちゃうんですよね。
実績では大したことをしていなくても、多少の経験があって知識がある状態なら、現場に入ってから調べるなり質問するなりしてやればいいんです。
すると、幅広いことに対応できるエンジニアとして評価が上がって年収も上がりやすくなります。
全てのことができるエンジニアなんてどこにもいないので、「やったことがある!」とまずは言える状態を目指しましょう。
案件探しをするときに複数のエージェントを使い、案件を天秤にかけて比較する
未経験からエンジニアに転職するときも、スキルを積んでから次の案件に転職するときも同じですが、案件を探すときは必ず複数のエージェントを利用しましょう。
たとえ同じスキルが必須条件になっていても、年収がそれだけで100万円単位で違ってくることもあります。
もちろん年収以外の部分も大切なので、案件のチョイスは総合力での判断になりますが、複数のエージェントで選ぶことで自分により合った案件も選べますし、交渉次第では年収を引き上げてくれることもあるはずですよ。
単価交渉ができるタイミングで自分の要望をしっかり伝える
正社員エンジニアでも派遣エンジニアでも、1年に何度か単価交渉ができるタイミングがあります。
その時に、勇気を出して相手に自分が欲しい金額を言ってみましょう。
もちろん法外な金額だと聞き入れてもらえないですが、転職エージェントや派遣エージェントにスキルセットを登録して提示してくれる案件の金額くらいなら聞き入れてもらえる可能性があります。
優良会社なら、こちらから何も言わなくても自動的に昇給してもらえるかもしれませんが、基本的にはこちらから要望を伝えるべきです。
そりゃ会社からしたら何も言われなかったらそのままがいいでしょうから。
本気で年収をあげたいなら、聞き入れてもらえない場合は転職活動をするのが一番でしょう。
1年経って自分のスキルアップを認めてくれない案件なのだから、他の評価してくれる案件に行った方が絶対にいいです。
未経験からエンジニアの転身を目指すなら早い方がいい!
以上、未経験からエンジニアになったら年収がどうなるのかと、年収をあげていくにはどうすればいいのかについてでした。
未経験からの挑戦になるので、、最初はおそらく前職より低い年収になるかと思われます。
ですが、そのあとのやりようによってはすぐに平均年収に追いつくこともできるし、フリーランス転向などの高収入の実現も十分可能。
そのように可能性を大いに秘めている未経験からのエンジニア転身ですが、採用する企業も一から教育することや今後の伸びしろを考えて、同じような人材なら若い人を選ぶ傾向があります。
なので、エンジニアに未経験から挑戦するのであれば、できる限り早め、若いうちのほうがいいでしょうね。
今の時代はエンジニアも人材不足で、より間口が広がっている状態です。
このチャンスを逃さず、ぜひチャレンジしてみてくださいね!